Instagramをプロアカウントに切り替えるメリットを解説!

Instagramのプロアカウントは、通常の個人アカウントとは異なり、広告出稿や分析などができるビジネスアカウントのことです。
この記事では、プロアカウントに切り替えるメリット・デメリット、切り替え手順や個人アカウントに戻す方法をご紹介していきます。

1. Instagramプロアカウントとは

Instagramのプロアカウントとは、ビジネス目的で運用するユーザー向けのアカウントのことで、様々な機能追加が使えるようになります。
個人アカウントからプロアカウントへは、誰でも無料で切り替えが可能です。
Instagramでの集客や、ビジネス活用したい人におすすめのアカウント設定です。

2. プロアカウントに切り替える8つのメリット

Instagramをプロアカウントに切り替えることを8つご紹介していきます!
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⑴ インサイト機能
⑵ お問い合わせ先表示
⑶ カテゴリラベル表示
⑷ Instagram広告を出せる
⑸ DMテンプレートが使える
⑹ DMフォルダ分け
⑺ InstagramにリンクされたFacebookページ管理権限の共有
⑻ Instagramショッピングの設定
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⑴ インサイト機能

Instagramのインサイトでは、アカウント分析に必要なデータを確認することができます。各投稿に対してどれくらいの人が見てくれたのか、いいねや保存数、プロフィールへのアクセス数などです。

また、一定の数以上のフォロワーがいれば、年齢や地域、フォロワーがアクティブな時間帯・曜日なども確認することができるので、アカウント運用する上でも、インサイトが確認できるようになるということはプロアカウントに切り替える最大のメリットと言えます。

⑵ お問い合わせ先表示

アカウントのプロフィール欄に、電話番号、メールアドレスなどのお問い合わせ先、また店舗への順路も表示させることができます。
また、プロフィール下には住所を表示させることも可能で、公開/非公開それぞれ選択することもできます。

⑶ カテゴリラベル表示

プロフィールアイコンの下に、何のお店やサービスなのかを示すカテゴリを表示させることができます。投稿する写真は商品だけではく、イメージ写真も投稿する場合もあるので、カテゴリが表示されているとユーザーにもわかりやすくなり親切です。

また、Facebookページにリンクさせている場合は、同じカテゴリ表示になります。こちらも公開設定は変更可能です。

⑷ Instagram広告を出せる

投稿を有料広告として出稿することが可能です。地域や性別、年齢、興味・関心などターゲットを絞り込むことも可能です。インサイトなどからフォロワー層の特徴などを把握した上で出稿すると効果的です。

⑸ DMテンプレートが使える

ビジネスにアカウントを活用すると、たくさんのDMが届きます。毎回同じ文章を入力するのは面倒ですが、プロアカウントであれば、返信用DMのテンプレートを保存しておくことが可能です。
DMメッセージ画面の吹き出しマークをタップすれば簡単に設定できますよ。

⑹ DMフォルダ分け

DMのフォルダを「メイン」と「一般」に分けることができ、メッセージやお知らせを選別したり、管理したりするのに役立ちます。
メインを仕事用に、一般をプライベート用に分けるなど、用途ごとに使い分けると便利ですよ。

⑺ InstagramにリンクされたFacebookページ管理権限の共有

FacebookページとInstagramアカウントをリンクさせることで、アカウントの管理権限を共有することができます。
Instagramの更新をスタッフで分担できるようになるので、投稿の手間を分散させることができるのもメリットですね。

⑻ Instagramショッピングの設定

FacebookページとInstagramをリンクさせて審査に通れば、投稿に商品のタグを貼ることができるようになります。
投稿の商品タグをタップすると商品ページ(ECサイト)へ直接移動し、購入できるようにする機能が「Instagramショッピング」です。
オンラインショップを開設している企業はうまく活用することで、集客力向上に繋げられるので是非活用してみてくださいね。

3. プロアカウントに切り替えるデメリット

プロアカウントには、ビジネスに役立つメリットがとても大きいです。インサイトの数値などは、投稿への興味・関心の度合いや、客層の把握などにも役立ちますよね。
一方で、デメリットも2つあります。

アカウントを非公開にできない

プロアカウントに切り替えると、非公開アカウントに設定していても鍵が外れてしまします。
個人とビジネスを併用しているアカウントであれば、事前に確認しましょう。プライベート用のアカウントとは切り分ける使い方がオススメです。

プロアカウントに紐づいているFacebookページにしか投稿できない

プロアカウントにすると、紐づけられたFacebookページにしかシェアできなくなります。こちらも個人用とビジネス用を併用している場合、事前に確認しましょう。

プロアカウントに切り替えたことによって不具合が出たとしても、すぐに個人アカウントに戻すこともできますよ。

4. Instagramプロアカウントへの切り替え手順

ここからは、実際にプロアカウントに切り替える手順を紹介します。

1:個人アカウントにログインする

2:プロフィール画面の右上の3本線をタップ

3:一番上の「設定とプライバシー」をタップ

4:下部にある「アカウントの種類とツール」をタップ

5:一番上の「プロアカウントに切り替える」をタップ

6:「次へ」をタップ

7:当てはまるカテゴリを選択し「完了」をタップ
設定したカテゴリは、いつでも変更可能です。「プロフィールに表示」をオンにするとプロフィールに選んだカテゴリが表示されます。こちらも後から変更可能です。

8:「OK」をタップ
アカウントの設定を非公開にしていると、確認のポップアップが出ますので問題ないか確認してくださいね。元から公開に設定している場合はこちらのステップは表示されません。

9:「ビジネス」か「クリエイター」を選択
ショップのオーナーであればビジネス、それ以外の方はであればクリエイターを選択で良いです。

10:連絡先情報を入力
情報は後から編集可能です。載せる情報がない場合は「連絡先情報を使用しない」を選択で問題ないです。

11:ログイン共有
ここでFacebookページとInstagramアカウントを連携させることによって、投稿のシェアなどが可能になります。前述に記載した通り、1つのFacebookページに対しいつのInstagramアカウントしか連携できないため、未連携のFacebookページがない場合は、あらかじめ用意しておく必要があります。連携させたい方は「次へ」をタップし指示通りに設定してください。

12:「×」をタップして完了
プロフィール上に「プロフェッショナルダッシュボード」が表示されていれば切り替え完了です。

5. Instagramを個人アカウントへ戻す手順

プロアカウントから個人アカウントへの切り替えはいつでも可能です。しかし、インサイトデータは削除されてしまうので、ご注意くださいね。

1:プロフィール画面を開く

2:プロフィールアイコン下の「プロフェッショナルダッシュボード」をタップ

3:右上の「歯車マーク」をタップ

4:下部の「アカウントタイプを切り替え」をタップ

5:「個人用アカウントに切り替える」をタップ

6:再度「個人用アカウントに切り替える」をタップして完了

6. インサイトで確認できること

リーチしたアカウント数

フィード投稿やストーリーズを見たアカウント数です。下部にあるコンテンツリーチの「すべて見る」をタップすると投稿別の数値も確認できます。

インプレッション

インスタグラムのタイムラインに表示された回数です
リーチと異なる点は、1人のユーザーが3回見たとしたらリーチは1、インプレッションは3と計測されます。

リーチしたアカウント数とインプレッション数に大きく差がある場合には、1人のユーザーが何度も投稿を見ているということが分かります。ここではユーザーがなぜ何度も投稿を見るのか理由を把握しましょう。

ただ投稿が面白いなどの理由では気にする必要はありませんが、もし商品に関する投稿をメインにしており、リーチ数とインプレッション数の差が大きく、商品ページへの流入や購入に繋がっていなかったとしたら、それは興味があるが購入を迷っている原因があるかもしれないということです。
例えば、他の商品と迷っているが、決め手がない。商品自体の情報が分かりにくいなど。データを掛け合わせ原因を考え、対策を練ることが必要になってきますね。

アクションを実行したアカウント

ユーザーがとった行動の合計数です。
「いいね!」「コメント数」「保存数」を合算値が表示されます。
ユーザーがどんな投稿に反応を示すのか傾向を知るのに役立ちます。数値が多いものの投稿を分析して今後作る投稿へ落とし込めるようにしましょう。

フォロワー

フォロワー数の増減数を確認できます。また、フォロワーが100人以上いる場合に年齢、性別、エリアなどの詳細なフォロワーの情報を確認することが可能です。
人数が一定数以上必要なのは、ユーザー個人が特定されないようにするため、また有効なデータとして出すには母数が必要だからと言われています。

フォロワーの情報見られるようになったら、自身のフォロワーが想定通りの属性になっているかを確認しましょう!想定外のユーザーがいる場合は、そのユーザー層も視野に入れて販促するのか、もしくは狙っている層に届く内容を模索するのか、ここから戦略を考えることもできますね。

7. まとめ

今回は、プロアカウントについて、メリットや切り替える手順を解説しました。

プロアカウントには、分析データの閲覧や広告の出稿などができるようになるなど様々なメリットがあります。企業でのアカウント運用にはプロアカウント切り替えは欠かせませんので、是非プロアカウントの機能を活用してみてくださいね!

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